
はじめに
デリナビ!の管理人じぇいぴーです。
2018年秋以降、デリナビ!を通じて、Uber Eats、menu、foodpanda(もうない)、DiDi Food(もうない)、出前館、Wolt、ロケットナウ等に多くの方をご紹介してきました。
その中でいただいたご意見、運営しながら研究したこと、実際に配達して気づいたことを、できるだけわかりやすくまとめます。
ここに書く「配達のノウハウ」「配達のマニュアル」が、これから本格的に始める方の役に立てばうれしいです。
Uber Eats 配達パートナーガイド(PDF)はこちらです。
まだ登録が済んでいない方は、まずは以下からどうぞ。
- 年収を上げるコツは時間×単価×件数を伸ばすことです
- 「体力」よりも合理性と実行力が効きます
- 専業で伸ばすなら、道具はケチらない方が得です
- まずは複数登録で注文量の土台を作るのが早いです
今すぐ「登録先」を決めたい方は、まずここからどうぞ。
▶ 出前館(登録方法) / ▶ Uber Eats(登録) / ▶ Wolt(確認)
目次
目次をタップすると、知りたいところにジャンプできます。
「具体的な方策」から読み始めてもわかるように書いています。
- はじめに
- 1.目標設定
- 2.1日20,000円以上を稼ぎ出すために必要な能力
- 3.プラットフォーム(アプリ)
- 4.選ぶべき道具
- 5.時間
- 6.単価
- 7.仕事量
- 8.具体的な方策
- 9.別のサービスと組み合わせる方法
- 10.隙間時間に稼ぐ方法
- さいごに
1.目標設定
最初にやることは、目標を決めて「1日に必要な売上」を逆算することです。
1日20,000円を安定して作れると、年収400万円台が見えてきます。
ただし、配達パートナーは業務委託の個人事業主なので、会社員と比べるなら売上ではなく「所得(利益)」で考える必要があります。
Uber Eatsは「配達パートナー」、menuは「配達クルー」、出前館は「業務委託ドライバー」と呼ぶことがあります。
どれも雇用ではなく、個人事業主としての働き方です。
売上(収入)とは
売上は、プラットフォーム(アプリ)や中間法人から支払われる「報酬」です(給料ではありません)。
- 配達報酬
- インセンティブ報酬
- チップ
必要経費(費用)とは
必要経費は、ざっくり「初期費用」と「継続費用」に分かれます。
(はじめにかかる費用)
- バイク・自転車など(レンタルでも可)
- 配達用スマホ
- 服装(自由なところもあります)
- 備品(スマホホルダー、充電器、ケーブル、手袋、ヘルメット等)
(継続的にかかる費用)
- 修理費
- ガソリン代
- 消耗品(タオル、ペーパー等)
- 通信料
- 保険料
- 駐輪場・駐車場代
- 情報交換の飲食代
- 業務中の飲料代
年間所得500万円に必要な1日あたりの売上
年間売上 - 年間経費 = 年間所得(利益)
収入から経費を引くと所得になります。
所得を増やす方法は2つです。❶売上を増やす、❷経費を減らすです。
10万円の売上アップと、10万円の支出カットは、同じ効果があります。
ただ、現場感としては「経費を削る」より「売上を伸ばす」方が伸びやすいです。
目安として、所得400万〜500万円相当を狙うなら、1日平均18,200円〜22,900円程度の売上が必要になります。
月20日・1日12時間稼働の想定だと、時給換算で約1,900円が目安です。地域の上位配達員の水準に近いです。

また所得500万円の場合、税金や保険料などがあるので、手取りはざっくり税引き前所得の約66%が目安になります。

2.1日20,000円以上を稼ぎ出すために必要な能力
ここからが本題です。
配達は、人によって1日の稼ぎが大きく変わります。その差を作る一番の力は、私は合理性(ごうりせい)だと思っています。
合理的に考え、すぐ行動して、改善できる人は、年齢や体力に関係なく伸びます。

体力よりも、知力と実行力が大切です。
- 人の話を鵜呑みにして動く
- みんなが待機しているから同じ場所で待つ
こういう動きは伸びにくいです。情報は参考にしつつ、最後は自分で考えて選ぶのが大事です。
孫子の兵法の「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」は、配達にも当てはまります。
アプリのクセ、報酬の動き、エリアの特徴を理解しつつ、自分の強み・弱みも把握して改善していきましょう。
3.プラットフォーム(アプリ)
稼ぎを伸ばすなら、まずはアプリの理解です。
報酬は各社で違い、同じ会社でも変わることがあります。仕組みを知らないと、安い条件で働き続けてしまいます。
ブログ・SNS・現場の仲間の実体験から、常に情報を集めて研究するのが強いです。

アプリの特徴を把握すると、
- インセンティブ中心で攻める
- 土日・夜を中心に組む
- 最低保証があるサービスを選ぶ
- 紹介キャンペーンが強い時期に動く
のように、戦術を選べます。
「仕組みを知ってる人」ほど、同じ時間でも稼ぎが変わるわよ!
※報酬基準は時期により変わることがあります。
4.選ぶべき道具
道具は「経費」ですが、売上を作るための投資でもあります。良い道具は時間を短縮し、トラブルも減ります。
バイク

専業で所得500万円を狙うなら、現実的にはバイクが有利です。
- 体力消耗が少なく長期で戦える
- ピック&ドロップが速い
- 遠方・坂道に強い
- 需要のあるエリアへ移動しやすい
- 雨・冬の装備で稼働しやすい
- スマホの電源確保が楽
結論としては、ランニングコストを考慮しても、雨よけ付きのデリバリー向け(90cc〜125cc)が使いやすいです。
50ccは免許面では手軽ですが、二段階右折や速度制限があり、結果的に効率が落ちやすいです。
125cc以下なら業務ナンバー不要の範囲になることが多いです(地域や条件で変わる場合があります)。
ロードバイク、クロスバイク

体力があれば速いです。バイク級に回す人もいます。
一方で、サドルの硬さ、肩腰の負担、スリップや溝の事故リスク、盗難には注意が必要です。任意保険は必須です。
電動アシスト自転車
①eバイク系(速いが高価)と、②ママチャリ系(現実的)の2タイプがあります。
坂道では強いですが、スピード面ではバイクやロードに負けやすいです。長時間だと疲れます。
普通のママチャリ / シェアサイクル
専業なら早めに卒業がおすすめです。速度・整備・確保の面で時間効率が落ちます。
服装
気温・湿度に合わせて体力を削らない服装が大事です。ポケットが多いベストは地味に効きます。
動きやすい運動靴は必需品です。サンダルは危険なのでやめましょう。
雨の日は依頼が増えやすいので、雨具はしっかり揃えるのがおすすめです(例:ワークマン)。
スマートフォン
2台持ちはコストがかかりますが、バッテリー確保や複数アプリ運用の面で有効です。
業務中にSNSやゲームに時間を吸われると、売上は伸びにくいです。仕事中は「触らない時間」を作るのがコツです。
配達カバン
背負いっぱなしは肩腰が疲れます。できれば脱着できる工夫があると楽です。
また、ロゴ問題がある場合は、マジックテープなどで隠せるようにしておくと他サービスでも使いやすくなります。
【Uber Eats のデリバリーバッグ】
Uber Eatsの配達バッグは、Amazonでの購入が案内されることがあります。
購入する方はこちらです。
【出前館のデリバリーバッグ】
備品
ヘルメット、スマホホルダー、充電器など「毎日使う道具」は良いものが結果的に安いです。
消耗品は100円ショップなどで抑える、というメリハリが効きます。
5.時間
配達は「一定の時間内」に、どれだけ「単価×件数」を積めるかの勝負です。
たとえば、60分かかっていた動きを6分短縮して54分にできると、時間あたり売上は約1.11倍になります。

経費が大きく増えないなら、所得(利益)の伸びはさらに大きくなります。
6.単価
報酬は「単価×件数」です。時間短縮に加えて単価も伸ばせると、加速度的に伸びます。

7.仕事量
件数が増えると、売上はさらに伸びます。

まとめると、売上は時間・単価・件数の掛け算です。
そして件数を増やす近道が、次の「複数エントリー」です。
複数エントリーによる注文量の増加
フードデリバリーは1社だけに依存しない方が強いです。メインが止まってもすぐ切り替えられます。
さらに、サービスごとの波に合わせて、より有利な条件を選べます。
複数登録のメリットは大きく3つです。
① 新規登録キャンペーンの恩恵を受けやすい
② 有利なインセンティブを選べる
③ 紹介報酬のチャンスが広がる
一本足は危ういのう。複数登録で、仕事量(しごとりょう)の土台を作るのじゃ。
※SNSやブログでの招待コード公開は、規約に触れる可能性があります。必ず各社ルールを確認してください。
8.具体的な方策
❶ Twitterによる情報収集
- 情報で待機時間を減らし、単価と件数を上げます

公式アカウントの告知(キャンペーン等)を追うと、注文が集まりやすい場所が読めます。
ただし、時間を溶かすアカウントも多いので、フォローは「有益な人」だけで十分です。
ニュース(資本提携や広告強化など)を見ると、「これから注文が増えそうか」が読みやすいです。
情報の波に合わせて稼働先を変えるのが合理的です。
❷ 注文者のアプリ
注文者側のアプリは「どこが混んでいるか」「イベントがあるか」を見つけるのに便利です。
配達時間が長く表示されるエリアは、配達員不足の可能性があります。鳴らないときはエリアを見直す材料になります。
❸ 天気予報アプリ

雨は単価アップと件数アップの両方が狙いやすい日です。
雨雲レーダー系(Yahoo!天気など)はかなり使えます。
❹ こころの準備
注文が来たらすぐ動ける状態にしておくと、待機時間が減ります。
食事は「すぐ動けるもの」に寄せると強いです(おにぎり、ゼリー、スティック等)。
❺ 待機場所
基本はトライ&エラーです。
おすすめの考え方は、飲食店街+背後に住宅(特にマンション群)の組み合わせです。
ただしタワマンは入館や縦移動で時間を使うので、エリア特性として把握しておくとよいです。
出前館の拠点選びは重要です。拠点一覧はこちら
❻ 地図アプリ
理想は「地図アプリを見なくても主要道路が頭に入っている」状態です。
もちろん安全第一で、必要なときは地図を見てください。
ただ、隙間時間に紙の地図やルートの振り返りをすると、上達が早いです。
Yahoo!Mapは無料で情報が細かめなので人気です。
❼ スポットの名前
道路名、交差点名、建物名はどんどん覚えましょう。時間短縮の効きが大きいです。
❽ 信号待ち
信号待ちは時間のロスです。
信号が少ないルート、渋滞しやすい交差点の回避など、ルートの引き出しが増えると強いです。
※安全運転は絶対です。
❾ 商品の確認
店舗で受け取るときは、商品の数と梱包(こんぽう)を確認しましょう。
「こぼれやすそうなので念のため確認します」と笑顔で言えば角が立ちにくいです。
❿ クレームの回避
こぼれ・冷め・ぬるいはクレームになりやすいです。保温保冷できるバッグで丁寧に運びます。
緩衝材(バスタオル等)で隙間を埋めると安定します。
遅れそうなら、簡潔に事前連絡するとトラブル回避になります。長文は逆効果になりがちです。
⓫ 受注キャンセルによる時間短縮

店に行ったのに出来上がっていないときは、あと何分かかるか聞きます。
ピーク時に長く待つのが確定なら、状況によりキャンセルして別案件へ切り替える判断が効くことがあります(各社ルールの範囲で行ってください)。
⓬ 交通ルール遵守(じゅんしゅ)
交通ルールは必ず守りましょう。
罰金は完全なムダですし、事故は仕事そのものが止まります。
社会的に注目される仕事なので、ルール遵守は「信用」につながります。
9.別のサービスと組み合わせる方法
デリバリーと相性が良い仕事はあります。
たとえば古本回収などは、動線と相性が良い可能性があります。
ただし、配達サービス側のルールやお客様への配慮が最優先です。迷惑にならない形・規約の範囲で考えましょう。
10.隙間時間に稼ぐ方法
鳴らない時間は、将来の収益の種まきに回すのもありです。
たとえばアフィリエイトASPのセルフバックで、口座開設などの案件が出ていることがあります。
※案件の条件や金額は変わることがあります。必ず各ASPの表示条件を確認してください。
さいごに
結局、特別な裏技よりも、当たり前のことを一つずつ詰める方が伸びます。
「昨日より+1%」を積み重ねると、数か月後に別人になります。
好きになって研究して、改善を続けられる人は強いです。
この文章が少しでも役に立てばうれしいです。今後のご活躍を祈っています。
じぇいぴー